2013年11月1日

今日から11月ですね!東京は秋晴れです^^
本日は、③<社会の一員としての責任感を持つ>について、実際にピースフルスクールの子ども達が学んでいることを例に挙げてご紹介いたします。

♡社会の一員としての責任感を持つ♡
子ども達は、自分が社会にとって必要な存在であることを知ります。子ども達にとって一番身近な社会であるクラスや学校を、安心できる場所にするためにはどうすれば良いのかを学びます。

まず、ピースフルスクールの子ども達は、クラスや学校の〈ルール(規則)〉がなぜ設定されているのかを場所を保つために皆が守る責任があることを理解します。そして、自主的にルールを守るよう、クラスメイトで協力します。

次に、クラスをより良い場所にするために、自分たちにどのようなことができるかを話し合います。そこで挙がったアイデアに、クラス全員が合意できるかを確認します。合意できた場合、それは〈約束〉として、〈ルール〉と同様に皆で守っていきます。

このように、ルールや約束の理由を知ることで、それらを自主的に守ることができるようになります。

また、子ども達はより良いクラスや学校づくりに自ら貢献することができることを知ります。
クラスを運営する上で、どのような役割があるかを皆で考えます。
様々な役割を挙げた後、どの役割につくかを話し合いで決めます。
自分たちで必要だと考えた役割を担うことで、クラスや学校の運営に自らが貢献していて、クラスや学校にとって自分が必要な人間だということや、一度担った役割を遂行する責任があることを学びます。

これらの例以外にも、子ども達は日々の生活で社会(クラスや学校)の一員としての責任を全うすることを学びます。
クラスや学校だけでなく、子ども達の関わる地域社会や家庭においても、子ども達自身で貢献できることを見つけ、実行できる力を養います。

次回は、④<他者を思いやり、多様性を尊重する>についてご紹介いたします。
明日から3連休の方は、たくさん楽しんでください☆