2013年11月15日

昨日のワークショップ&アイデアソンでは、ピースフルスクールプログラム展開の可能性を広げることができました。今はまだ存在していないものばかりですが、地に足つけて一歩ずつ進めていこうと思います。 

今回は学校(組織)にとってのピースフルスクールプログラムの効果をご紹介いたします。 

♡学校にとって♡
ピースフルスクールプログラムは単なる一教科としてのレッスンではなく、学校文化として根付くプログラムです。そのため、子ども達や教師だけでなく、学校という空間そのものに変化が起きます。

      学校の安全性が強化される
子ども達の問題行動が減少することで、学校がより安心、安全な場所になります。 そのため、保護者や地域からの学校に対する信頼が強まります。

   保護者や地域社会とより良い関係を築くことができる
子どもが関わる全てのコミュニティが子ども達の学びをサポートするため、保護者や地域社会は学校を批判するのではなく、理解して支えるようになります。 学校での子どもの成長は、保護者や地域社会に良い影響を与えます。そのため、学校と保護者、地域社会の関係がより良くなります。

     学校全体が「学習する組織」となる
ピースフルスクールプログラムを導入することで、子ども達は他の児童生徒や教師から学び、教師も他の教師や子ども達から学ぶようになります。
また、クラスや学校全体の課題について、保護者や地域社会とオープンに話し合うことができるようになります。
お互いを尊重し合いながら、より良い学校の在り方を模索することで、学校全体が「学習する組織」に成長します。
「学習する組織」についての詳細は、こちらをご覧ください。http://www.a-kumahira.co.jp/fifth/index.html

 今回は学校(組織)という視点でピースフルスクールプログラムの効果をご紹介いたしました。クラスや家庭といった単位でプログラムを実施することも効果があると思いますが、子ども達が生活する場所全体でプログラムを行っていくことが重要だと考えます。
学校文化や地域文化としてこのプログラムが根付いていくことを願っています。

 次回は、保護者にとっての効果をご紹介いたします。
本日も皆さんにとって、学びの多いピースフルな1日になりますように^^☆

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