2013年11月18日

本日は朝8時から、民間企業の方と‘未来の教育の在り方を模索し創造するプロジェクト’のミーティングでした☆このプロジェクトは、今年4月に開催したピースフルスクールのワークショップがきっかけとなり発足いたしました。感謝です^^ 日本のこれからの教育にとって大きな流れを生み出すプロジェクトになると思うので、具体的な企画が固まりましたら告知させていただきます。

今回は、保護者(家庭)にとってのピースフルスクールプログラムの特徴をご紹介いたします。 

♡保護者(家庭)にとって♡
学校で子ども達がピースフルスクールプログラムのレッスンを受けることで、子ども達や教師、学校全体に変化が現れ、家庭での子ども達にも変化が見られるようになります。 また、保護者と学校との関係性にも良い効果があると言われています。 すでに前回までにご紹介した部分もありますが、改めて保護者の視点での効果を考えたいと思います。 

     学校への信頼関係が回復する
子ども達の問題行動が減少することで、学校がより安心、安全な場所になります。 そのため、学校に対する信頼が強まり、子どもを学校へ送り出す不安感や心配が軽減します。

   子ども同士の問題に介入する機会が少なくなる
ピースフルスクールプログラムのレッスンを受けている子ども達は、自分達の対立やケンカといった問題を自分達で解決することができるようになります。 そのため、保護者が子ども同士の問題に介入する機会が減少します。 保護者は、子どもが友達との問題を口にした時に、「相手の子にやめてほしいと言った?」や「その問題を解決するために、あなたは何をするの?」といった発問をし、子ども自身の課題解決を促すことができるようになります。 

     子どもと一緒に学習することができる
ピースフルスクールプログラムは、子ども達だけでなく大人にとっても学ぶことの多いプログラムです。保護者もレッスンを学ぶことで、子ども達に一貫した教育を行うこともできます。
また、子どもとの関係性構築はもちろん、仕事や地域の方々との関係をつくる上でも大いに利用することができます。大人のコミュニケーションスキルを磨くという面でも効果的であると言えます。 

今回は保護者という視点でピースフルスクールプログラムの効果をご紹介いたしました。
子どもの成長を強く願う保護者自身が学び続けるという姿勢が、子どもの学びを促進させると思います。教師や保護者といった子どもにとって身近なひとが、多様性を尊重してお互いから学びあい、助け合っている姿を見て、子ども達も「先生や親みたいになりたいなあ」と思うのではないでしょうか。
私たち大人が子ども達にとって最も身近なロールモデルであるという認識を強く持ちつつ、我々も日々学習し続けられるといいですね。

 4回にわたってピースフルスクールの特徴をお伝えいたしました。
今回取り上げた特徴以外に、新たな特徴や効果がわかりましたら、都度ご紹介したいと思います。

 今週もピースフルな日々が続きますように^^☆

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